その他

塗装工事

塗装工事は、それぞれ役割(機能)を持った樹脂層(塗料)をコーティング(塗り重ねて、膜を作る)する工事です。

各層は決められた膜厚を満たさないと、期待した年数より早く劣化が始まり 、長持ちしません。


住宅の外壁塗装工事(塗り替え)の工程は、高圧洗浄機で外壁を洗い、必要であれば補修工事を行います。

次に、旧塗膜にプライマ-(新旧の樹脂層を密着させる目的で、接着剤のようなもの)を塗り、その上に、トップコート(仕上げ用塗料)を2回塗りするのが一般的です。


トップコートは、外部の自然環境に十分耐える樹脂 (アクリル,ウレタン,シリコン,フッ素など)から作られています。


一般的に、お客様が外壁塗装工事を発注する上で、ご自身で決めなければならない事項は、

1.外壁の色、2.テクスチャー(外壁表面の凹凸模様)、3.仕上げ用塗料のランクです。

建物の状況や施工条件は別として、この3項目の組み合わせで基本的な外壁塗装工事の価格が決まります。

1.と2.は材料価格の高低だけで手間はほぼ同じです。

材料費は塗装工事原価の2割程度といわれています。

このことから、手間が同じであれば、長持ちする材料を使用するのが賢い選択と言えます。

2.のテクスチャーの変更は手間がかかり費用もかさむことから、ほとんどの方が現状のままを選びます。

GL(ジプサム ライニング)張り工事

GL工法とは、接着剤の塊をダンゴ状に壁に盛りつけて、石膏ボードを貼り付ける工法です。


GL工法の利点はコンクリ-トの不陸直し、下地調整及び下地骨組を必要としない為に作業の省力化によるコストの低減や、部屋が広くとれるところです。


注意点は戸境壁などに採用した場合に太鼓現象と呼ばれる遮音の問題が出てくる可能性があることです。

軽天・軽鉄工事

軽天・軽鉄工事とは、亜鉛メッキ鋼鈑の材料で、天井や壁を造作することです。


特徴としては、部材を工場で製品化する為、均一な精度が得られ、又、素材が鉄という事で不燃性に富んでいます。

現状の頻度としては、0.6~1.6㎜と薄鋼板での構成が多く、かなりの軽量化ができ、組立が容易なため工程短縮工事として注目されています。

又、今世情を反映して、工場でのプレカットを施して更なる工程短縮と廃材ゼロが可能です。

耐火被覆工事

耐火被覆工事は建築基準法において、耐火構造を必要とする建築物の柱、梁、壁、屋根及び階段の各部位が通常起こりうる火災時の加熱時間に対して耐えられるように、その建築物の構造種別や部位別に耐火性能が得られるように被覆する事です。


主な工法として「吹付け乾式工法」「吹付け半乾式工法」「巻き付け工法」「けい酸カルシウム板耐火被覆工法」「耐火被覆シート」などの工法で、耐火被覆工事を行っております。

吉野コーポレーション